アメリカでの生活を始めるにあたって:

アメリカ(カリフォルニア)に移って1ヶ月以上(98年11月現在)が経過し、やっと落ち着いたところでちょっとメモ程度(にしては量が多いけど)にでも残しておこうと思ったので、このページを書き始めました。
このページは、これからアメリカで生活、特に働こうと思っている人のために書きました。何らかの参考になれば、と思います。
ただし、2000年5月時点を最終更新(帰国するので)としますので、違ってきてる部分もあります。

基本的に、生活するのに支障が無い英語力がある、という事を前提に書いています。

アメリカに駐在する人:
基本的には日本の会社に勤務していて、アメリカで仕事をする場合ですが、この場合にはほとんど日本の会社、または現地の人達が色々とやってくれる場合が多いので、私から見れば楽だと思います。
ビザは基本的にL1ビザを取得するはずです。管理職であればE2ビザの取得が多いのですが、これを書いてる時点ではE2ビザの取得は難しくなっています。

アメリカの会社に現地採用される場合:
これは現地の会社が採用を決定して、ビザ取得のバックアップを行う場合です。私はシリコンバレーに居ますが、ほとんどの場合は専門職だと思いますのでH1Bビザになります。ただ、去年はH1Bの年内発行数(98年度は65,000)が年度の途中の5月で到達したため、ビザの追加発行待ちの状態になりました。結局、10月の年度切り替えまで追加は無く、1万人程度がWaiting状態になったようです。

私の場合、現地のアメリカ企業採用でしたが、日本からの資本参加が50%に到達している会社ということで、H1Bビザの状況の悪さからE2ビザに切り替え申請を行いました。
ほとんどの場合、現地の会社と移民専門の弁護士とを交えてビザを取得するケースになると思います。
ビザの取得条件は、学歴や経験等、各個人のレベルによって異なるので、色々と準備する書類が違ってきます。

4/20/2000 追加:
今年(2000年度)のH1Bビザの発行割り当て数は115,000ですが、3月1日に年度割り当て数に到達しています。このため、年度が切り替わる10月まで新規の割り当てはありません。

まず最初にやる事:
採用、または働く事が決まっていてビザ取得に問題が無ければ、以下のようにやるのが無難です。

1. 住むところを探す:
シリコンバレーエリアでは、安いアパートは有りますがそれなりです。
こっちのアパートでは洗濯機、乾燥機、冷蔵庫が部屋の中にある場合と、冷蔵庫があるか、無ければ買う必要がある場合で、更に洗濯機、乾燥機は共同のエリアに置いてあって使うという場合の2種類でしょう。
設備が良ければ家賃は高くなりますが、それに伴ってそれなりのセキュリティーとかがある所になるでしょう。「でしょう」と書いたのは、完全に安全な所は無いということです。
値段の相場は98年10月時点で、設備が良い所はワンベッドルームで$1,500前後、ツーベッドルームで$1,800以上です。全米でも一番高いのではないでしょうか。
これ以下の所もありますが、部屋の広さ、設備等を考えるとこの程度を目処にしたほうがいいでしょう。現時点ではアパートの数が増えてきてるので、値段は下落傾向にあります。交渉次第でしょう。色々と見てまわったほうがいいのは言うまでもありません。実際の部屋を見る時には、ほとんどの場合「Photo ID」の提示を求められるので、パスポートを持っていったほうがいいです。

5/1/2000 追加:
今回、帰国に際してアパートの手続きをやりました。で、ついでに新規の家賃を見たら、「えぇ〜!」という感じ。つまり、またしても家賃が高騰しています。1999年の前半はどこのアパートも家賃が下がる傾向にあったんですが、1995年後半と同じように、またしても上昇中です。私が今住んでるアパートの家賃は契約更新時の1999年12月でワンベッドルーム$1,500だったのが、同じ部屋で$1,700以上です。「どこまで続く?、好景気」って感じです。

実際の契約の際には、会社からの雇用を証明するもの、つまりOfferLetterは必要です。これが無いと、実際にアメリカに住むかどうかは分からないし、ビザがあってもきちんと家賃が支払えるかどうか?という点でいまいちの反応をされます。一応Social Security番号も聞かれますが、申請中と言っておけばビザとOffer Letterのほうで何とかなるでしょう。
あと、契約時にはサインが必要な書類が山ほど出てくるので、これの内容を読んでサインするのが大変です。契約期間は日本と比べて短いです。日本では2年ぐらいが多いですが、こっちでは、6ヶ月から長くて1年という契約が多いです。なので、住んでいると契約更新を頻繁にやってるような気になります。

2. Social Securityの手続き:
諸手続きの際には何の時でもSSNを必要とします。Social Security Number(SSN)はアメリカの社会保障の登録番号ですが、税金の申告番号にもなっています。これが無いとこの国では何も出来ません。必要なのは有効なビザです。パスポートを持ってSocial Securityのオフィスへ行き、書類を書いて窓口に行って手続きします。
一応、ビザの種類、パスポートの有効期間とかを見ているようですが、多少の質問(仕事の内容とか)をされます。さびれたオフィスですので、びっくりしないようにしましょう (^^; しょぼい紙のカードが送付されますが、大体10日前後で届きます。

8/21/99 追加:
今までは、労働許可の無い人、つまり駐在員の奥さんとか、留学している人にもSSNは発行されていましたが、現時点(8月'99)ではSSNの発行をしていません。免許を取る必要がある場合に限り、SSAから代わりの番号を発行するそうです。また、税金申告に関してはITIN(Individual Taxpayer Identification Number)を別途発行しています。

3. 銀行:
3-1 口座開設:
Social Securityの番号が取れれば、どこの銀行に行っても口座を作る事は可能です。もしまだ番号が申請中とかで取れてない場合には、Union Bank of Californiaのみ口座を作る事が可能です。ただし、2ヶ月以内に番号を通知しないと口座は閉鎖されます。
これも、日本から来て新規の口座開設になるので、Offer Letterはあったほうがいいでしょう。Union Bankは東京三菱系ですのでそれほどきついチェックは無いですが、一応身分証明になるので。
日本の会社の駐在員とかの場合はほとんど心配無いでしょう。特に現地の会社が取り引き口座を持っていれば何の問題も無く口座が作れます。
口座は日本の普通、当座といった物が、こちらではSaving、Checkingという風になります。通常はChecking Accountが当面必要になります。アメリカでは何でも小切手で払うので、この口座からの支払いになります。また、ATMからカードで現金を引き出す場合もこの口座からです。
Saving Accountはカードで引き出したりは出来ません。本当に預けるだけの口座です。Checkingのほうが利子が付かないのに対して、Savingのほうは利子が付きます。
利子が付くということは「収入」と見なされるので、これも税金の申告の際に書類を提出する必要があります。この書類は銀行が準備して、その口座の持ち主に通知されます。
私は初年度ということ、税金の申告の手続きを今年は楽にしたいのでSaving Accountはまだ作っていません。

ATMカードはDebitカードとして機能します。これは、ある金額(大体、一日$500とか)の使用限度がありますが、日本のクレジットカードのように口座から勝手に引き落とされます。ガソリンスタンドとか、ちょっとした買い物とかはATMカードだけの支払いで済みます。
大した金額でも無いのに請求書が来て、小切手をあとで出すような面倒さがないので便利でしょう。スーパーとかでの買い物でも使えるので「現金をそれほど持つ必要が無い」というアメリカ的な部分と言えるかもしれません。

3-2 クレジットカード:
クレジットカードは銀行で作る場合が一番楽ですが、これも問題があります。まず、自分の会社が取り引きがある銀行が扱っているクレジットカードを作るのが一番です。アメリカに以前も住んだ事があって、Social Security番号を持っている、いた。そして税金を払っていた、生活に関する費用の支払いを行った、といった情報に加えて、以前クレジットカードを持っていて使っていた、というクレジット情報のベースがあればどこでもクレジットカードを作れると思います。

今まで住んだ事が無い人は自分の働く会社の取引先銀行はどこか?というのをHuman Resourceに確認したほうがいいです。その銀行なら会社側への身分チェックが容易になること、Offer Letterでも身元が保証されるので、銀行側もクレジットカードを作るためにどうこう言わないでしょう。

初めてアメリカでクレジットカードを作る場合、「クレジットヒストリーが無いから、だめです」と言われると思っておいたほうがいいでしょう。これは「Chicken and Egg」状態で、「アメリカに居た事が無いので当然クレジットカードでの支払い記録なんてあるわけないじゃん!」という状態になります。
日本から来た直後は、日本のクレジットカードをある程度の期間はキープしておいたほうがいいでしょう。絶対に作れない事はないので、多少金利の高いカード(ローン化しなければOK)で支払い実績を作るというのが、最悪の場合やれるはずです。
実績さえ作れば、あとはどうにでもなります。

クレジットカードの仕組みも日本とは違います。日本では口座から自動引き落としですが、アメリカでは請求書が来て、それに対して支払いを小切手で行います。この場合、最低支払額があるのでこの金額だけを払えば残りはローンのように残ります。一回で払いたくない場合はこの方法は有効ですが、当然金利が付いていきます。
つまり、クレジットカードは簡易ローンカードとして機能します。この辺りは気を付けないと危ないかもしれません。
最近では自動引き落としを行う、AutoPayの仕組みが出来てきていますが、アメリカはいい加減なところがあるので、わけが分からない請求が入っていて連絡しないといけない状況が発生する場合もあるので、あまりお勧めできません。必ず請求書を確認して小切手で支払うのが無難でしょう。

4. 電話:
アパートには電話線は来ているはずなので、電話機を買ってきて電話の契約をするために電話します。契約をしていなくても800番は無料なので、Pacific Bellに電話します。
オペレーターに「新規の電話契約をしたい」と言えば色々と質問をしてきます。まず、住所、Social Security番号とかです。
その後、実際の契約内容に関して色々と聞いてきます。例えば、使用形態はFlat Rateか従量制かとか、オプションは何を付けるか?とかです。オプションはとにかく種類が多い事、日本とは違った使い方が出来るので、オペレーターは色々と言ってきます。あとは国際電話の会社をAT&Tにするか、MCIにするかとかを聞いてきます。

私の場合、何が何を出来るのかとか毎回聞いて説明してもらいました。これは恥ずかしがってとか、聞いたら契約しないといけないものでは無いので、分からなければ尋ねることです。聞かないと勝手にオプションが入ってたりした人もいます。面倒でもやったほうがいいです。
色々と質問が終わると電話番号をくれます。
英語に自身が無い人は、日本語のオペレーターが出る窓口もあるようなので(私は使った事が無いので知りませんが)、これなら良いかも。

あと、Social Security番号が無くても契約は出来ますが、後でPacific Bellのオフィスへ行ってパスポート(Photo IDというが、これしかない)を見せたり処理が必要です。私の場合は番号を申請中だったせいもあってこれをやりましたが、どうもSocial Security番号を言ってもオフィスへ行くことになるようです。友人は結局行った、と言ってました。でも、実際のところは担当者によって違うので何ともいえません。オフィスといっても日本のような小奇麗な所ではないです。銀行に口座を作れない人とかが現金で支払いに来る窓口、といったほうが正確ですね。

5. ガス、電気
PG&E (Pacific Gas and Electric Company)に電話します。これも電話と同様にSocial Security番号が必要になります。あとは住所とかを聞かれるだけです。ただ、アメリカに住んだ事が無ければ、Social Securityも新規ですので、当然tax情報や支払実績はありません。
私の場合、予想してましたが「Social Securityの番号を入れても端末にデータが見えない」という話になって、結局これもPG&Eのオフィスへ行って、電話と同様にパスポートを見せることになりました。
新規なので、Depositとして$100必要ですが、窓口ですぐに払うように言われる場合と、後で請求書が来る場合があるようです。私の場合は後者でした。

6. 車関係(5/2/99)
6-1 車の購入
車は何と言ってもすぐに必要です。この国では日本のように公共の交通機関が発達していないため、どこに行くにも車です。私の場合、入国して10日間はレンタカーでしたが、平日、週末問わず車屋に行って見て試乗して、というのをやりました。元々車好きなので、サンノゼ近郊に中古で程度のいいスポーティーな車が無かったのでLAで買って走って帰ってくるという事をやりました。距離的に言えば、大阪で買って東京に戻ってきたような感じですが (^^;

中古車:
中古車の場合、選ぶ要因は個人の好みがやはり一番になると思いますが、日本と比べてアメリカの中古車の程度はあまりよくないと考えたほうがいいでしょう。やはり扱いがある程度雑というのが原因のようです。私が色々と感じたのは、それなりに走る状態にはなっているけど、不具合は何点か必ずある、という事です。維持費というより、修理費がどの程度かかるかを見極めるのが大きなポイントかもしれません。安い車は、やはりそれなりです。車に詳しくない人は、詳しい人に付いてきてもらって見るか、新車を買うのがいいでしょう。値段の付け方もかなりいい加減なので、本当に見るべき所を見ないと損します。内装がどうのとかよりも、実際に走る場合にどうか?という点を重視したほうがいいです。車のパーツは日本と比べて驚くほど安いですが、作業費は高いです。

個人から買う場合:
この場合には、ピンクスリップと通常呼ぶ紙とDMVへの保有者変更届け、更に税金の支払ぐらいで事は済んでしまいます。あとは売る人に対する支払ですね。
店で買う場合:
大体の手続きはほとんど店でやってくれるのでおまかせでもいいですが、支払金額とか手数料とかはよく見たほうがいいでしょう。これもアパートの契約同様、色んな種類の書類にサインする事になります。保証はどうだとか諸々あります。

新車:
ディーラーに行って話をすれば、当然ですが自分の納得のいくオプションを付けたり色々と自由が効きます。ただ、在庫みたいに置いているので、好みの色やオプションを付けたりすると時間がかかるとかいうのはあります。保証や車の程度は保証されるので一番無難ですが、初期投資という観点からは当然一番お金がかかります。

車のメンテナンス:
日本では6ヶ月点検だの車検だのといったものがありますが、新車の場合を除いて(ディーラー保証が色々ある)、この国にはそんなものは無いです。つまり好き勝手やってもいいけど、車の保守は自分でやる、という事です。車好きならともかく、日本では皆ディーラーまかせでオイル交換も自分でやったことがないという人は多いでしょう。車は自分の足代わりなので、これが壊れるとかなると、この国では大変です。移動出来ないですから。
日本でも一応、走行前点検をやることになっていますが、誰もやらないでしょう。アメリカでは皆自分達でやるしかないので、基本的な部分はやっています。ディーラーにやってもらうとやはり金額が高くつくので、ディーラーじゃないとどうしようもない事を除いては、Pepboys(日本のオートバックスみたいなとこ)のような店に行って作業をしてもらうのが一番のようです。
私が思うに、知識のある人や自分でやれる人には日本と比べて非常に環境がいいと言えます。特に互換パーツ等が平気で売ってたりするので、勝手にやれます。私の車もボンネットのダンパーがガス抜けしてたので、互換品を買ってきて取り替えました。パーツは1本$24、作業代はタダですから。やる気があれば、簡単な部分はディーラーとかに頼まないで安くできます。

6-2 免許
基本的に、「カリフォルニアに住む人は入国してから10日以内に免許を取る必要」があります。当然、国際免許での運転は許可されてはいますが、カリフォルニアだけは「他州、他国の免許の有効期限は10日」という州法があるので、このような条件を言っています。このため、もしパトカーに停められた時には警察官の認識によってはもめる事になります。連邦政府はジュネーブ条約を遵守しているので「国際免許の有効期限」が有効なはずですが、もめた時にこれを説明して現場の警官が納得するかどうか、という事になります。また、国際免許では車を買っても保険に加入出来ない場合もあります。更に、この国では買い物をしたりとか色んな状況で「Photo IDを見せて」と言われる事が多いので、免許は早く取ったほうがいいでしょう。免許証がIDとして有効なのは、住所とかの情報が確認出来るという事に加えて、違反歴すらパブリックな情報なので色々と確認する事が可能だという点でしょう。
車の免許は、住んでるエリアにあるDMV(Department of Motor Vehicles)に行って取得します。必要な物は、パスポート、Social Security番号、それから試験料が$12です。国際免許が無くても筆記試験は受けれますが、国際免許がある場合には持っていって、試験を受ける時に書く紙に免許番号を書いておけば、筆記試験合格時にもらう紙きれが仮免許証になります。
仮免許は「一応有効な免許」なので、これさえ取れば実際の免許取得までの時間稼ぎにはなります。車を買う時、保険に入る時とか、「Temporaryだけど」といいつつ、番号を言えば相手は納得するので。

筆記試験
基本的にはちょっと勉強すれば簡単に合格出来るでしょう。3回まで試験を受ける事が出来るので、気が楽です。日本語の試験も受けれますが、この場合は標識問題は12問全部、一般問題は36問中、30問を正解する必要があります。試験は受付で問題をもらって、日本の投票所みたいに仕切られた所でチェックして窓口に持っていってその場で採点されます。私の場合、いつも運転してたし、勉強しなくてもOKと思って行きましたが、数が絡む問題、例えば左右200フィートが見えていればよい、とか日本と違う数勘定の物は全然感覚的に理解出来ないので、見事にだめでした。1、2回目とも1問、2問足りない程度だったので、ハンドブックを受付でもらって外でタバコでも吸いながら記憶して受けると3回目は2問しか間違わなかったです。最初から勉強してれば余裕でしょう (^^;
筆記試験に合格すると、その場で視力検査です。日本みたいに大袈裟なものではなく、ぶら下がっているアルファベットが書いてあるプレートを見ながら答えていきます。これに合格するとその場で免許番号とかが印刷された仮免許の「紙きれ」をくれます。国際免許が無い人は、この紙きれだけでは運転出来ません。この場合には、必ず免許を持った人が助手席に乗っている必要があります。

実技試験
筆記試験に合格すると次は実技試験ですが、これはその場ですぐに、というわけにはいきません。実技試験を受けるには、予約を入れて指定された日、時間にDMVまで行って受ける事になります。これも筆記試験同様、3回まで受ける事が出来ます。実技試験を受けるためには、車を準備する必要がありますが、車は保険に入っていて走行に支障が無い、という証明が必要になります。車の免許を取るのに車を運転してDMVに行って試験を受ける、という何か変な感じですが。これもちょっと「Chicken and Egg」ですが、レンタカーではほとんどの場合受け付けてくれないので、結局車を買って保険に入った後、という状況になるでしょう。

試験当日は、仮免許と準備した車の保険証明が必要です。実際の走行試験の前に、車の電気系の確認、これはブレーキを踏んで後方のブレーキランプが点くかとか、ウインカーを出したり、車内の装備スイッチの位置確認、あとは手信号です。私の友達は安い車を買って試験に行ったんですが、ブレーキランプが点かず、その場で失格になってます。このあたりは簡単なので前もって確認しておいたほうがいいでしょう (^^;

走行試験は標識をちゃんと見ているか、周りをちゃんと見ているかとかの基本的な事を中心にやっているようですが、日本とは感覚が違います。まず、一番言われるのが、車線変更とかの時の後方確認です。日本では首を振って振り返るなんてやったら怒られますが、こっちではミラーだけでの確認は減点になります。大袈裟に首を振って後ろを見ないとだめです。色々と細かい点をチェックされますが、納得いかない部分もあったりします。私の場合、1回目は後方確認、スピードオーバー(これはやりすぎた (^^; )、コーナリングスピードが早すぎるとかで60点で不合格。2回目は後方確認を大袈裟にやった、スピードはメーター見ながら超遅いスピードとかにして、何とかぎりぎり70点で合格でした。これでも車線変更の時の進入が早いとかで減点されてるし (- -;

一応公道上での試験ですが、本来の公道上ではあまりテストの内容は役に立ちません。ハイウェイ上で後ろを振り返っていると、前車に接近してたりするので、やはり本来の運転能力が物を言うでしょう。私の感覚では、サンノゼは田舎なので全体的にスピードは遅いし、ハイウェイ上の車線も幅広いですが、LAなんかでこの実技試験通りにやってたら必ず事故るでしょう。私の走り方はLAでの走りに耐えられるような走りなので (^^; 同じカリフォルニアでもかなりの差があります。

試験に受かると、写真撮影ですが、その際に指紋を撮られます。これは日本みたいにインクを使ったりせず、電気的(スキャナーの小さいやつ)に指紋を撮ります。写真を撮る時には日本と違って「笑って!」と言われます。日本だと歯が見えるとダメですが、こっちではにっこりしないとだめです (^^;

以上が、一応生活する上で最低限必要な手続き事項でしょう。
アメリカでは全て(とは言えないけど)がSocial Security番号での記録がベースになります、これが税金の申告番号を兼ねているため、税金を払ったかどうか?という面で、生活をきちんとやったかという部分を見ているようです。番号で個人が管理されてるようで嫌だと思う人が居るかもしれませんが「移民の国」である以上、合理的な管理方法でしょう。

おまけ:
とにかく手続き関係は手間がかかる上にいい加減な面があります。これは始めてアメリカに来た人は驚くかもしれませんが、この国は大体においていい加減な部分が多いので、我慢して対応したほうがいいです。
私はアメリカで生活するのは初めてですが、仕事の関係上ここ4年ぐらいは毎年、年間の1/4から1/3は行ったり来たりしながらアメリカに滞在していた事、日本に住んではいましたがアメリカの会社で雇用されていたりしたので、アメリカの会社の運営とか色んな面を見てきたので平気ですが (^^;

シリコンバレーはアメリカの中でも治安がかなりいいので、私の感覚では日本とほとんど変わりません。LAとかに行くと大きな差がありますが、それでもシリコンバレーはアメリカですので、個人の感覚や行動によっては危険を伴うことになる可能性はあります。

こちらに居る日本人の多くは駐在という形で来ているので、やはり日本人同士の付き合いが多いと思います、特に妻帯者は奥さんが不安な事もあると思います。ただ、やはり自分が関わっているコミュニティーはアパートなり、家なりであるわけで周りに居る人達とのコミュニケーションはあったほうがいいです。同じアパートでも、エレベーターとかで一緒になっても何も言ったりしないのは日本人がほとんどです。

日本だと知り合いになってから挨拶をする、という感覚かもしれませんがアメリカでは気さくに話をしたほうがいいでしょう。相手が自分にとって敵になるか味方になるかは分かりませんが、少なくとも無愛想なのが一番良くないです。地元のアメリカ人、と言っても純粋なWASPでは無く、中国系、インド系、ベトナム系といったアジア系の人達が多く居る地区でもあるので、知り合いを増やすのは結構楽です。純粋な白人の中には、やはり差別的感覚を持った人が居る事は残念ながら事実です。

あとは何事においても自分で行動する必要があるため、きちんとした情報を元に行動したほうがいいでしょう。どうも色々見ていると、知ったかぶりをしてやった人ほど、トラブルに巻き込まれたり、トラブルを呼んでいるような気がします、何事も分からなければ聞く事でしょう。
日本では会社がやってくれる事も、駐在員で無ければ現地の会社の場合何もやってくれません。「自分でやる」が基本です。


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